FIRE



DATE : 2012.MAY


〜 COMMENTS 〜


かつて料理の撮影は不確定要素のオンパレードでした。
煙・湯気・炎 これらは料理を美味しく見せるのに必要なモノですが、
位置だったり濃さだったり、どうにも思い通りに写ってくれません。
「この湯気の出方は良いけど、商品が隠れすぎるな」とか、「イマイチ炎の色が薄いな」等。

デジタルなら、位置も濃さも思い通り。むしろ撮影時は余計なものを入れずに
商品だけをストレートに撮影して、湯気等の要素は後入れで自在に調整です。


もちろん我々カメラマンのメリットも大きいのですが、料理を提供する側からすれば、
ようやく思い通りのメニューを作れる日が来たのかもしれません。